これは、参加・体験していただくことを前提とした「ワークショップ」であり、セミナーや講座とはかなり違います。
それぞれの方が自身で探求し、参加者同士でシェアしていく取り組みとなりますので、何かを教わる・受動的に学ぶといったことはありません。
また、ヘッドコピーに明記してあるとおり、結果を追求せず具体的な収穫は無いと思われます。
間違いなく、かなり変わった取り組みかと思いますが、今が最適なタイミングかと思い、リリースしました。
「本質を探求するワークショップ」は、
ノウハウやテクニック限界を感じている・・・
ノウハウやテクニックに振り回されてきてもうイヤ・・・
本当にクライアントの役に立てているのか不安・・・
結果至上主義に違和感を持ち始めた・・・
お金が一番大切でないとは思うんだけど・・・
このような悩みや不安、違和感を持たれているコンサルタントや講師、あるいは経営者の方に向けたものです。
結果を出さなければならない・・・というプレッシャーの中に生き、クライアントや社員に対してもそのプレッシャーを与えてきた方々の中に、今、「本当にこれでいいの?」と思い始めている方が増えてきていると感じています。
でも、「結果を求めることが違うなら、どうすればいいの?」となってしまい、違和感を持ったまま今までのやり方を続けている・・・。
このワークショップは、まさにこの、「違和感があるけれどどこに向かえばよいのかわからない」という方と一緒に取り組みたいと考えています。
本質の探求とは?
今までは、ひとまずお金を稼げばだいたいの問題は解決するだろう・・・と考えられていました。
もちろん、この考えに違和感を持たれている方もいたと思いますが、全体の方向性としては、「稼ぐ」ことが共通の解決策になっていた気がします。
会社であれば、売上が上がればとりあえず大丈夫、という考えがありましたよね。
でも、時代の流れとともに価値観が多様性していきました。
というか、元々、多様であったはずの価値観に対しての許容度が著しく増していきました。
そうなると、一つの問題に対して、解決策が人それぞれ、三者三様になります。
今までのような画一的な解決策に全く価値がなくなるのです。
このような時代に、コンサルタントや経営者に求めらられることこそ、人や事象や問題の本質をまっすぐに探求する力だと思うのです。
このワークショップでは、「探求するということは何か」ということ自体から探求を始め、自分自身、相手、事象を探求していきます。
今までの常識や知識・ノウハウといったもののバイアスを完全に排除した意味や定義を「本質に近いもの」と捉え、そこに近づいていこうと努力していきます。
「本質を見極める」なんていうおこがましいことは言いません。
あくまでも「本質に近づくべく探求を惜しまない」という生き方の獲得を目指すといったところでしょうか。
得られること
このワークショップでは、マーケティングや戦略の話をするつもりはありません。
ですから、先述したとおり、具体的な収穫は無いと思います。
ただ、どのような意図を持って参加するのか・・・ということの参考として強いてお伝えするなら、
・自分が楽になり、相手を楽にすることができるようになる
・外部からの情報に左右されず自分の内側から出る強い力を活用できるようになる
・操られ作らされていた「言葉の定義」という束縛がなくなり、自由になる
・クライアントや顧客と「一緒に」問題や解決策を探求していくことができるようになる
といったことが期待できるでしょう。
いずれも、その場で何かの結果を求めるものではありませんが、一生涯に渡る効果があるものだと考えています。
一言加えるなら、私自身は、どんなマーケティング手法や最新のテクニックよりも何百倍も重要で、楽しいことだと確信しています。
ワークショップでやること
毎月2回を6ヶ月間(計12回)、zoomで行う2〜3時間のグループセッションがメインになります。
私がファシリテーターを務めさせていただき、毎回テーマとしてご用意するキーワードについて、参加者全員で探求していきます。
この取り組みでは、「言葉の定義」をとても重視しています。
一つの言葉でも、ひとそれぞれ違う定義を持っていますし、その定義は固定的なものではなく変化するのです。
この定義を、常に再定義していくことこそが、本質に近づくための探求である、とも考えています。
6ヶ月間に渡るワークショップの中で探求していくキーワードをいくつかご紹介します。
◆探求・自己探求・哲学
このワークショップの要である部分を探求することで、まず「探求すること」を感じていただきたいと思っています。
また、「自己探求」は人間や他者を理解するための必須の準備です。生涯に渡って自己を探求していただく礎となるような興味付けをできたらと考えています。
◆プロセスと結果
結果思考に疲れているなら、結果を忘れプロセスを尊重することを知ると本当に楽になると思います。
今起こっている時代の変化に求められていることも、プロセスの尊重であると考えています。
◆成功と幸福
金持ちになること、多くを所有することが成功・・・という時代ではなくなってきています。
とは言え、金持ちが成功者であるという固定観念はなかなか拭いにくいものではありますし、世間ではまだまだ金持ち=成功者であると表現されています。
固定観念から離れて、成功と幸福を探求してみると、きっと今を慈しむことができるようになると思います。
◆自由
「自由」という言葉には、意外と自由がありません。
どこかの誰かが定義づけた「自由」が、自由であると思わされている人が多いものです。
お金の自由・時間の自由・場所の自由・・・なんていうものは、獲得した瞬間に守るべき不自由なものになってしまうかもしれません。
◆死
死を経験した人がこの世にはいないので、残念ながら死のプロセスなどを知ることはできませんが、だからこそ怖いものと捉えられがちです。
しかし、死はすべての問題を解決してくれるという側面もあります。
探求すれば探求するほど、怖いものではなくなってくるのです。
◆スピリチュアル
目に見えないものについて考えることは、物事を探求する良いトレーニングになります。
目に見えず、証拠もないものの存在を許容する取り組みだからです。
◆真実と相対性
「私は24時間スパイに監視されています。ほら、あの人も私を監視しているんですよ。」
こんなふうに言う人がいたら「そんなことはないよ。それは妄想だよ。」と言ってしまうかもしれません。
でも、その人の立場になったら、スパイに監視されていることこそが真実だと思えませんか?
◆リスク
例えば幅1メートルの小川を飛び越えようとしたとき、私とあなたがそのことについて感じるリスクは等しいでしょうか?
他人がリスクであると思っていることをどうこう言うことなんて、決してできないのです。
◆バイアス
自分にとって都合の良い材料だけを集めてくる・・・なんていう傾向が、みんなにあります。
いわゆる「確証バイアス」というものですね。
あらゆるバイアスは、健全な探求の妨げになります。
◆多様性と許容
多様性の時代と言われていますが、人は最近になって多様化してきたのでしょうか?
きっと、もともと多様なものだったのに、それを表現することがしにくかっただけなのではないでしょうか?
多様であることを許容していくことは、探求の助けになります。
◆コンサルティング
ノウハウや知識やテクニックを教えることで問題を解決していく・・・なんていうやり方はもう限界に近いと思います。
だとすれば、コンサルティングや、あるいは経営も、やり方を変えていく必要があります。
クライアントの本質、自社の本質を探求することこそが、無理なく心地よく成長するために欠かせないと考えています。
スケジュール
zoomで2時間〜3時間のグループセッションを、6ヶ月間で12回行います。
初回は2023年1月16日(月)、
以降、2月3日(金)、2月17日(金)、3月3日(金)、3月17日(金)、4月3日(月)、4月17日(月)、5月2日(火)、5月16日(火)、6月1日(木)、6月15日(木)、6月29日(木)
各回、20時開始を予定しています。
但し、少人数限定ですし、みなさんですり合わせしながら確定していけば良いと考えています。
※ワークショップの特性上、不参加分の振替は致しかねます。
募集要項・費用
募集人数:先着5名限り
最小遂行人数:1名(マンツーマンでもやります)
参加費用:18万円(税込み・一括払い)
開催方法:zoomによるグループセッション
サポート
グループセッションの他に、日頃の気付きなどシェアし、探求を深めていっていただくため、全員参加のfacebookグループを立ち上げます。
質問などあれば、遠慮なくいつでも聞いていただけます。
また、参加者の方全員、私の岐阜の古民家オフィスに1回ご招待いたします。
お一人でも結構ですし、他の参加者の方と合わせておいでいただいても結構です。
初日のお昼頃〜、翌日のお昼頃まで、古民家で語らい合いましょう。
もちろん、ご飯もご一緒します(ご飯は割り勘でお願いします。美味しい飛騨牛があります)。
ホテルはご自身でご手配ください。駅・ホテル〜古民家までは送り迎えいたします。
お申し込み
下記フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
折返し、お支払いのご案内などをお送りいたします。(手動での返信となりますので、しばらくお待ち下さい)
>>現在募集しておりません<<
※お申込前のご質問等がありましたら、本ページ最下部の黒背景の部分にあるお問い合わせフォームよりお送りください。
こんなことを探求するワークになると思います
終わりに
セミナーや講座では、通常、受講後に得られる具体的な何かを用意するものです。
しかし、今回、それは何もありません。
マーケティングコンサルタントを名乗る私が、具体的な効果効能を述べることもなく、マーケティングから程遠い内容のワークショップを開催することは、少し悩みました。
でも、ほんの少しだけでした。
風の時代と言われるようになり、時代の大きな変化を肌に感じることが多くなった今、たまたま数年前から本質を探求することを趣味のように取り組んできた私に、伝える役割があるという気がしたからです。
6ヶ月間、抽象的なことだけを語り合う場になると思います。
でもこれからは、抽象的な時代になると考えているので、その一歩目として、抽象的であることに恐れないあなたと出会えたら、大変嬉しいことです。
広川大介