「良かれと思って」という人
12/20/22 11:37:午後
「良かれと思って」という人からは逃げる。
なぜなら、これを言う人は基本的に無責任な人だから。
無責任なくせに、欲しがり屋だから。
欲しがり屋のくせに、自己評価が高すぎるから。
まぁ、つまり、最低だからw
良かれと思って言ったアドバイスが・・・
上手くいったら
→「ほらね、私の言うとおりになったでしょう」
→「私の言うとおりにやったから上手くいったのよ」
→(お礼しなさい、お礼言いなさい、有難がりなさい)
上手くいかなかったら
→「あなたのためを思って言ったんだけどね」
→(だから私は全く悪くないの)
→(むしろ良い人なの)
→(だから有難がりなさい)
→「え?何?私が悪いの?やったのはあなただし!」
→「恩を仇で返す人なのね」
ノーリスクでお礼だけ得ようという狡猾なやつだ。
だから、これを言う人からは離れるようにしている。
でも、良かれと思って何かを言うことは誰しもあると思う。
その時の健全な態度をずっと考えていた。
それは、責任を負うということだ。
良かれと思って言った結果に上手くいかなかったとき、相手の望まぬ結果に導いてしまったことをしっかりと謝罪をするとか、発生した痛手を回復できるよう償うとか。
こういうリスクを負った上で言うべきだ。
絶対に「良かれと思って言ったのよ」なんて言ってはいけないのだ。
3日ほど前、フードコートの「はなまるうどん」に並ぼうとしたときに僕の前に車椅子のおばさんがいた。
はなまるうどんは、最初にお盆を取る必要があるのだが、それがかなり高く積み上がっていて、車椅子からは取りにくそうだった。
そこで、僕がお盆を取って「どうぞ」と差し出した。
そしたらなんと、
「頼んでないよ!!!」とめっちゃ怒られたwww
ちょっと驚いて、ちょっと笑いそうになってしまったが、すぐに「すみません、失礼しました!」と謝った。
確かに、頼まれていなかったけれど、良かれと思ってやった。
数年前だったら、プチッと切れていたかもしれないし、少なくともムカムカしたりモヤモヤしていたはず。
でもなぜか、ムカつくどころか思わず謝罪して、後から、「あれ、俺、今、ちゃんと謝ってたなw」って気付いた。
良かれと思ってやるときには、責任を持たなければ・・・
と考えて、意識していた結果だと思うのだけど、
考えて意識しておくだけで、反射的に起こる感情さえも変わるのだということに、少々驚いた。